◆プロボクシング ▽IBF女子世界アトム級(46・2キロ以下)王座決定戦10回戦 同級1位・山中菫―同級3位・鵜川菜央(4月7日、東京・後楽園ホール)

 IBF女子世界アトム級王座決定戦10回戦の前日計量が6日、東京・文京区のblue―ing DISCOVERYで行われ、同級1位・山中菫(24)=真正=がリミットを300グラム下回る45・9キロ、同級3位・鵜川菜央(30)=三迫=が46・0キロでクリアした。

 元王者の山中は、元WBO世界ミニマム級王者・山中竜也の妹。

昨年4月にドイツでWBA&WBC&WBO王者ティナ・ルプレヒト(ドイツ)との4団体王座統一戦に臨み、0―2の判定で敗れて王座陥落。同年10月の再起戦で判定勝ちし、王座返り咲きに挑む。

 「いつも通りリラックスして集中できている」と笑顔で話し、兄にもスパーリング動画を送り、助言を受けているといい「練習してきたことを出して、自分のボクシングができるように。プレスをかけて展開を作っていくのが一番。想定外を作らないようにイメージをしている」と試合のプランを描いた。

 対する鵜川は、日本バレーボール協会に勤務しながらリングに上がる異色のボクサー。24年6月にWBOアジアパシフィック同級王座を獲得し、昨年1月に初防衛に成功。デビューから無傷の6連勝で、世界王座に挑戦する。

 世界初挑戦へ「緊張はずっとしているが、普通の試合と変わらず、頭の中をクリアにしてやっていきたい」と話すと、「(協会の人たちも)変わらず応援してくださっている。ここまで続けてこられたのも職場の人の理解があってこそ」と感謝の気持ちを口にした。

 IBFの水色のベルトを見て「水色っていい色だなと思ったし、大きいベルトで格好いい。(ベルトを)獲って、感謝を形にできればいいなと思う」と意気込んだ。

 戦績は、山中が9勝(3KO)1敗、鵜川が6戦全勝。

 全対戦カードは以下の通り。

 ▽IBF女子世界アトム級王座決定戦10回戦

山中菫(真正)―鵜川菜央(三迫)

 ▽WBOアジアパシフィック・女子ミニマム級王座決定戦8回戦

鈴木なな子(横浜光)―吉川梨優那(泉北)

 ▽東洋太平洋・日本女子バンタム級王座統一戦8回戦

日本王者・山下奈々(RE:BOOT)―東洋太平洋王者ぬきてるみ(真正)

 ▽東洋太平洋女子アトム級タイトルマッチ8回戦

王者・狩野ほのか(TEAM10COUNT)―佐藤香実(厚木ワタナベ)

 ▽WBOアジアパシフィック・女子アトム級王座決定戦8回戦

四元志桜里(真正)―鎌田真央(升田)

 ▽47キロ契約6回戦

和田まどか(DANGAN)―パニダー・チャットルワン(タイ)

 ▽スーパーバンタム級4回戦

福井凜(真正)―松井美樹(松本ACE)

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