ノルディックスキー・ジャンプ女子で2月のミラノ・コルティナ五輪混合団体で銅メダルを手にした高梨沙羅(クラレ)が7日、都内でスポーツ報知の単独取材に応じた。今季の最大目標だった4度目の五輪でメダルをメダルを獲得し、22年北京五輪の混合団体でスーツの規定違反で失格した悪夢を払拭した。

25~26年シーズンを振り返り、今後に向けた思いなどを語った。

 ―五輪の混合団体では銅メダルを獲得しました。

 「全体の女子のなかでも3位になることができる成績ではあったので、五輪に行った中では内容をそろえられたかなと思う試合ではありました」

 ―4年間積み上げたものを出せた五輪になった。

 「結果的にメダルは取れたので。個人戦は自分のやってきたものを出すというところでは、自分の内容をそこに当て込むことはできなかったのかなとは思うので、いくつか課題も残りますし、反省も残る試合ではありましたけど、その中でもやるべきことができたと思います」

 ―大会前は「五輪の悔しさは五輪でしか返せない」と言っていた。

 「4年前に起きてしまったことを同じ失敗を引きずってはいけないとは思っていたので、そこをしっかりメダルに替えて帰ってくることができてほっとした気持ちです。(悔しさは)完全にはなくなってはいないけど少し払拭できたかなとは思っています」

 ―個人戦は風に恵まれなかったところもあった。

 「風の状況も自分の能力かなと思う。そういう風を引き寄せられないというのは、自分の中でそういうことなんだろうな思う。どんな風がきても飛ぶ選手はいるので」

 ―W杯も2季連続で表彰台を逃した。4位3回、5位2回とジャンプが2本そろえばという試合もあった。

 「そこが自分に足りない部分かなと思っています」

 ―26~27年シーズンを見据えて取り組むことは。

 「まずはやっぱテレワークっていうところで、ポイントとしてはもったいないと思いますし、これが結構、レベルが上がってきている中で、そこで得点を出すっていうことは間違いなく必要になってくる。そこを高めつつも、自分のその滑りであったり、ジャンプのその技術面はもう一度、考え直さなきゃいけない点も多くあると思う。全体の精度を上げていきたいなと思います」

 ―24~25年シーズンは助走路から飛び出しの部分でお尻が下がっていたが、25~26シーズンは改善されていた。

 「逆にお尻が高いって言われていた。直さなきゃなと思って直した時に、逆に高くなっていってしまう現象が起きてしまっていた。技術が自分のものにはなってないなっていう感覚。たとえその姿勢が取れていたとしても、自分のものではまだない。やっぱり細かい部分で微調整していかなきゃいけないとこもあるので、その感覚をしっかり自分のものにするというところを重視しながらやっていかなきゃいけないなと思います」

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