J2北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗(33)が、仲間との連係を密にし、2試合ぶり勝利へと導く。チームは7日、札幌・宮の沢でオフ明けの練習を再開した。

前節4日のJ3福島戦はホームで0―2の完敗。仕切り直しとなる11日のアウェー・J2甲府戦へ、ゲーム形式のメニューも交え、調整した。

 フルメニューを消化した福森は今季、プロ16年目で初めてボランチとしてプレーし続けている。福島戦でもリードを2点に広げられた直後の後半27分から出場。左足から精度の高いボールを供給し、反撃ムードを作った。「(川井健太)監督からも『攻撃のところで違いを見せてほしい』と話があって。ああいうふうにチャンスも何本か作ることはできた」。敗戦の中で見せた可能性は、まず次戦につなげる。

 ワンプレーから得た反省を改善する。後半39分、右サイドを走るDF高尾にパスを出すと見せかけ、FWサフォに縦パスを入れたが、サフォの反応が遅れ、通らなかった。「キックの感覚は悪くないが、前線の選手の動き出しへのタイミングという部分が。お互いのすり合わせはもっとしなければいけないなと確認できた」。

7日の全体練習後にはFW大森にロングボールを入れる練習を繰り返すなど、最後までグラウンドに残り、仲間とコミュニケーションを取った。3年ぶりに復帰した札幌で、より連係を深める作業に努め、結果に結びつけようとしている。

 第2節から4戦連続スタメンを張るも、直近4戦は控えが続いている。「前回のようなチャンスをスタートから作っていかないといけない。スタメンを奪えるように練習からやるだけ」。5試合ぶり先発へ、福森は強い意欲を見せた。局面を一気に変えられる左足を試合開始から発揮し、良い流れを引き戻しにいく。

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