現役を引退したフィギュアスケート女子シングルでミラノ・コルティナ五輪銀、世界選手権金メダリストの坂本花織さん(25)が7日、母校・神戸学院大の入学式に特別ゲストとして出席した。神戸市内で行われた式典で、新入生約2600人を前に登壇。

「やりたいことをやり切って」と後輩たちにエールを送った。以下は、降壇後の坂本さんと報道陣との主な一問一答。

 ―入学した後輩たちに何を伝えたかった

 「人と人のコミュニケーションが大事と。そういう学びの場でもある。自分は今でも大学時代の友達が支えてくれている。その出会いを大切にしてほしい」

 ―競技が多忙な中、通信制より通学を選んだ(両立し経営学部を4年半で卒業)

 「もともと人と話すのが大好きで。スケートばかりだと、行き詰まったときも、相談するのもスケートの友達になる。スケート以外の友達もつくることで、いろんな視点からのアドバイスをもらえた。キャンパスライフを楽しんだ。『単位くれー』って叫びながら、パソコンと、にらめっこしていました(笑)」

 ―大学の友人に救われたこととは

 「サッカーだったりバレーボールの友人ができて、こういう時はどうしたらいいと(相談した)。シーズン後半に大きな大会が続き、追い詰められ、どこから手をつけたらいいかわからない時。寄り添ってくれて、専門用語でなく、普段使っている(日常の)言葉で向き合うことができた」

 ―経営学部経営学部で学んだことを今後、指導者(インストラクター)として生かす

 「選手の間は結果を残すことが一番だった。

今は五輪フィーバーで小さい子が(スケート場に)来たり、一般営業でもすごく人が増えたり、スケートに目を向けてもらえるようになって、それも経営のひとつ。そこから普及できるか、細かく砕いて考えていかないといけない。一時の波で終わってほしくない。スケートをより身近に感じてもらえるよう動いていかないといけないなと感じている」

 ―9日で26歳になる

 「新たな一年が始まる。今まで、いい結果を求めて頑張ってきた分、これからは今を楽しもうと思う」

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