◆JERAセ・リーグ 広島5―2巨人(7日・マツダスタジアム)

 広島・森下が粘りの投球で連勝を引き寄せた。「何が何でもゼロで」と先制点を許さず、3四球で招いた4回2死満塁のピンチでは佐々木を三邪飛に仕留めた。

7回途中を101球、2失点で今季初勝利。新井監督も「気迫が伝わってきた。素晴らしい粘り」と右腕をたたえた。

 3月31日のヤクルト戦(神宮)では、この日と同じ4回に乱れた。甘く入った初球の直球をたたかれ、投手の小川に中前適時打。4回3失点で負け投手になっていた。両リーグ最多の14敗(6勝)と苦しんだ25年を経て、今季は「火曜日の男」としてスタート。チームの勝利を最優先とする男にとって、失敗を繰り返すことはできなかった。「もう点を取られちゃいけない」と強い責任感で踏ん張ったエース格。打線も中盤までの5得点で援護した。

 チームは3位浮上。マツダでの巨人戦は昨季から5連勝だ。

「我慢して投げることができた。これを継続しながら、チームが勝てるように」。投打がかみ合う快勝で貯金1。カープが勢いに乗りそうだ。(直川 響)

編集部おすすめ