◆プロボクシング▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 那須川天心―フアンフランシスコ・エストラダ ▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)10回戦 坪井智也―ペドロ・ゲバラ ▽フライ級(50・8キロ以下)10回戦 高見亨介―アンヘル・アヤラ ▽バンタム級(53・5キロ以下)10回戦 秋次克真―ホセ・カルデロン(11日、両国国技館)

 試合に出場する8選手の会見が8日、都内のホテルで行われた。フライ級にウェートを上げ再起を図る前WBA世界ライトフライ級チャンピオン・高見亨介(23)=帝拳=は「ここまでしっかり仕上げてきた。

高見亨介らしいボクシングを見せて勝ちたい」とアグレッシブなスタイルでの完全復活を予告した。

 昨年12月にレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に敗れ王座陥落して以来、4か月ぶりのリング。常に減量苦との戦いだったが、階級を上げライトフライ級の時より1・9キロの余裕ができた。「減量はいつもきついので、今の時点では変わりませんが、精神的には楽。フライ級に上げたことでパワーだったり、フィジカルだったりはより発揮できる」と口にした。

 サンティアゴ戦は足を使う相手を最後まで捕まえきれずに判定負けした。だが、「採点では勝っていた」と思い込み、自身は逃げ切りを狙ったのが大誤算となった。「勝ちに行くのでは、倒しにいかないといけない。倒して終わることを意識している」とKOフィニッシュを狙う。

 対戦相手の前IBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラ(25)=メキシコ=は、ドジャースの17番のユニホームを着て会見に出席。背中には漢字で「大谷翔平」とプリントされ「ドジャースが好きで、大谷の大ファン。ホテルの周りを20~30分歩いて見つけた」と上機嫌。

試合に関しては「高見の強さは分かっている。もう二度と負けたくないので、11日は必ず勝つ」と意気込む。昨年3月に矢吹正道(緑)に敗れ王座陥落と、高見同様に今後に向けての重要な一戦となる。

 高見は再起戦を前に「強い相手とやりたい」と希望し、アヤラとの対戦が実現。パンチを強振する危険な相手だが、「相手の出方にどうにでも対応できるように練習してきた。足を使うなら、追うし、打ち合いに来るなら、応じます」と不敵に笑い、2階級制覇への初陣に向かう。

 戦績は高見が10勝(8KO)1敗、アヤラは18勝(8KO)1敗。

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