総合マーケティングリサーチ会社の日本インフォメーション株式会社は、インターネットリサーチで全国の16~69歳 男女1175名を対象に、「~花粉で売れる商品は変わる?~春の消費行動変化を徹底調査~」を実施した。

 花粉症患者は全体の約半数を占めており、特に30~40代男性では全体を大きく上回る割合となった。

花粉症の発症年齢は平均で20代前半と若く、10~20代で発症するケースが多い一方、30代以降でも新たに発症する。自身を「花粉症」と回答した方は全体の45.6%と約半数。花粉症対策の予算は平均で約3300円程度で、症状の重さに応じて予算は変動する傾向がある。花粉症重症者の約半数が19歳以下から発症している。

 花粉症患者の多くは「鼻水・鼻づまり」「目のかゆみ」などの身体的症状に加え、「花粉症症状に強いストレスを感じる」「集中力やパフォーマンスが低下する」といった精神的・行動面での負担を抱えている。対策としてはマスクや目薬、高機能ティッシュなど日常的な対策が広く実施されている。満足度が高いのは医師の処方薬など一部の対策に限られている。「花粉症重症者」は対策への満足度が低い傾向にある。

 花粉症重症者は春先の日常的に消費される商品の市場において需要構造を変化させる重要な生活者セグメントであると考えられる。花粉症重症者」は春先にティッシュ、清涼飲料水、飲料水などを中心に飲料・日用品など複数の日常的に消費される商品のカテゴリで購入頻度が増加傾向である。「花粉症重症者」は電子商取引サイトの使用頻度が増加する傾向にあり、花粉症の症状が購買チャネルや購買内容に影響を与えている可能性が示唆される。「花粉症重症者」は春先に、外出頻度の低下や屋外行動の回避といった生活行動の変化がみられる。

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