東都大学野球春季リーグ戦第1週第2日▽国学院大3―1中大(8日・神宮)

 国学院大が逆転で中大を破り、1勝1敗のタイに持ち込んだ。0―1の5回に9番・石井嘉朗捕手(4年=桐光学園)のソロ本塁打で同点に。

そして7回2死三塁から、代打の竹野聖智(せいち、4年=日本文理)が中前へ抜ける勝ち越し打を放った。

 竹野は、ちょうど1年前の4月8日に行われた昨春リーグ戦の日大2回戦でも1―1の8回に代打で勝ち越し弾を打ち込んでおり、2年連続の代打による“同日決勝打”に。それを知った鳥山泰孝監督(50)は「4月8日は竹野の日です!」と声を張り上げた。

 これまで代打での出場が多かった竹野は、1打席に懸ける強い思いを胸に、地道に練習を重ねてきた。「1、2年の時は試合に出ることがあまりなかったのですが、腐らずに誰よりも毎日バットを振ろうと決め、どんな場面でも行けるよう準備をしてきました」。中大の3番手・平井智大投手(3年=駿台甲府)が投じた初球のストレートを、鮮やかにセンターへはじき返した。

 竹野のリーグ戦での安打は、4月8日に記録した2本だけ。9日には、重要な中大との3回戦が控えている。苦労人の4年生は「毎日が『竹野の日』になるよう頑張ります!」と笑顔を見せた。

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