陸上男子で今季から視覚障害クラスで本格的にパラ競技に挑戦する嶋津雄大(GMOインターネットグループ)が8日、都内で会見を開いた。「どうしても取りたい気持ちがある」と2028年ロサンゼルス・パラリンピック5000メートルでの金メダル獲得に意欲を示した。

 生まれつき「網膜色素変性症」で視力が弱く、今年度の日本パラ陸上連盟の視覚障害T13クラスで強化指定選手となった。今月下旬にモロッコで行われる国際クラス分けを含めた大会でデビュー予定。今後は、「社会人になってから急激に日常生活で支障が出始めている」と患部の状態次第になるが、健常の競技でも6月の日本選手権5000メートルで決勝進出と、来年のニューイヤー駅伝で連覇と3年連続区間賞も見据えた。

 ロス大会では五輪のマラソンも目指す意向。チームメートから「一般とパラの架け橋になってほしい」と背中を押されたと明かし、「使命感に駆られた。常に全力で魂の走りをしたい」と言葉に力を込めた。

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