◆JERAセ・リーグ 広島1―2巨人(8日・マツダスタジアム)

 巨人・平山が地元・広島で新たなスタートを切った。5日に支配下に昇格し、この日1軍昇格即「1番・右翼」で出場。

4打数無安打でプロ初安打こそお預けになったが、持ち味のフルスイングを貫いた。「シンプルに自分の実力不足でした。もう練習するしかないので、下を向かずに上だけを向いて頑張っていこうと思います」と表情を引き締めた。

 午前中にスタメンを知らされ「ワクワクしていました」というデビュー戦。中飛となったプロ初打席の初回先頭では初球の外角直球を、体をのけぞらせるほどの強振で空振り。その後も臆せずスイングをかけ、2三振はいずれも空振りでのもの。支配下昇格の吉報を電話で伝えた父・正道さんから「三振してもいいから思い切り振れ」と助言を受けていた。客席で見守った父の前で教えを体現した。

 スタンドには出身ソフトボールチーム「安WINGS」の関係者約40人も応援に駆けつけた。「みんなの前で1本出したかったですけど、それが今の僕の実力なのかなと。思った球と違う球が来たり、配球の面でやられてしまったかなというのはあります」。阿部監督からは「まだまだこれからですし、外野でいい争いをしてほしい」と期待された背番号69。

経験を糧に前へ進んでいく。

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