◆米大リーグ ブルージェイズ1―4ドジャース(7日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ドジャースの山本由伸投手(27)は7日(日本時間8日)の敵地ブルージェイズ戦で、7回途中1失点で2勝目(1敗)をつかんだ。

 5か月前と重みこそ違うが、ホッとしたような笑顔が山本からこぼれた。

「ベシアに助けられました」。山本は2点リードの7回2死満塁で2番手左腕のベシアがスプリンガーを右飛に打ち取ると、ベンチを何度もたたきながら喜んだ。

 5回までは圧巻の投球だった。初回は3者連続三振の好発進。2回無死二塁からは12者連続アウト。6回に1点を失い、7回は先頭の岡本に右中間への二塁打を浴び、続くクレメントにバント安打を許して降板。出した走者2人が生還すれば2勝目が消えるところだったが、ベシアが無失点で切り抜けた。今季最多97球。「いい打者が並んでいる打線。必死に投げた」とうなずいた。

 25年11月1日のワールドシリーズ第7戦。第6戦に先発して6回96球を投げて中0日で登板し、2回2/3を無失点で抑えて胴上げ投手になった。

MVPとなり、伝説になって戻ってきたトロント。試合前には痛烈なブーイングも浴びた。「今日は今日でまた、すごい集中できてたと思う」。5か月前と同じように、ブ軍打線をねじ伏せた。

 ABS判定の末の岡本の二塁打には「最後はうまく打たれた」とたたえながらも「メジャーの試合で対戦できるのは、すごくうれしく思う。何とかストライクゾーンに投げていけたのでよかった」。大谷の登板間隔を中7日にして順番を入れ替え、中5日でのマウンド。エースらしく、ブ軍を返り討ちにした。(安藤 宏太)

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