パイレーツは8日(日本時間9日)、コナー・グリフィン内野手(19)と2034年までの9年契約を結んだことを発表した。複数の米メディアによると9年総額1億4000万ドル(約221億円)の超大型契約。

19歳でデビューわずか5試合の選手では異例の契約だ。

 ミシシッピ州ジャクソン生まれのグリフィンは、24年ドラフト1巡目(全体9位)でパイレーツから指名された。右投げ右打ちで身長190センチ、体重100キロという大型内野手だ。

 高校時代までは二刀流でも活躍したが、昨季はマイナーで合計122試合に出場。21本塁打、94打点、打率3割3分3厘、65盗塁、OPS・941という圧巻の成績を残した。MLB公式サイトが選出するプロスペクト(有望株)ランキングでは全体の1位に入っている。

 今季は3日(同4日)の本拠地・オリオールズ戦で遊撃手としてメジャーデビュー。10代でメジャーデビューした野手は現メッツのソト以来8年ぶりとなった。

 ここまでメジャーでは5試合に出場して17打数3安打の打率1割7分6厘、0本塁打、3打点、0盗塁。将来性を見越して大型契約を結ぶことになった。

 メジャーではデビューから3年目までは調停権を持たず、最低年俸(26年は78万ドル=約1億2300万円)に近い契約になることが多い。その後は調停権を持つと年俸が上がり、6年を終えるとFAとなって他球団との交渉が可能になり、自由に契約を結ぶことになる。

ただ、FAまでは所属球団が契約の交渉権を持っており、最近ではFA取得前の若手と大型契約を結ぶことも増えているが、10代での大型契約は異例だ。

 パイレーツのナッティングCEOは「コナーの獲得は球団、地域、ファンにとって意味あるコミットメントです。我々組織の将来に対する信念の反映です」と広報を通じてコメントした。

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