8日に現役を引退することが発表された障害の名手である石神深一騎手=美浦・フリー=が一夜明けた9日、美浦トレセンで取材に応じ改めて心境を語った。決断する決め手となったのは、自身の決めごとである「依頼された馬を最低でも一つ勝たせる」ことが難しくなったからだという。

「それができなくなってきたからには、考えなきゃいけないな、という風には思っていました」と理由を説明した。今後は柄崎将寿厩舎=美浦=で調教助手になる予定。

 7日にはJRA競馬学校に次男の龍貴さんが入学。発表が翌日というタイミングだったことに関し「僕の事で入学する前に不安にさせたくなかった」ため直接は言えていないという。長男の深道騎手は「そろそろ辞めるとは聞いていました。これからは父が調教をつけて、僕が乗るということもあると思うので、楽しみではあります」と前を向いた。

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