プロボクシング亀田3兄弟の父、亀田史郎さん(60)が9日、30年以上も飼育してきた雄のワニガメ「ビックマン」が7日に旅立ったと明かした。甲羅のサイズが60センチもあり、体長は頭からしっぽまで約120センチ、重さは50キロ。

亀田家にとって亀は幸運の動物で、長らく一家のシンボルとなり、見守ってきたワニガメだっただけに、史郎さんは「ショック。とても悲しい」と落胆した。

 冬眠から覚め、これから活発的になる時期だったという。なかなか目覚めず、様子を見ると、動かなくなっており、旅立ってしまっていたという。

 史郎さんが30代、3兄弟の長男・興毅さん(39)が小学校低学年の頃に出身の大阪にいた時にお迎え入れ。体長は20センチほどしかなかった。2005年に東京に進出した際も一家とともに拠点にの葛飾区に移住。興毅さん、大毅さん、現役の和毅の3兄弟が、2013年8月の「3兄弟同時世界王者」のギネス記録を達成した時など、3兄弟のプロデビューから世界戦すべてを見守り、一家とともにビックマンも大きく成長してきた。

 今月2日には4月17~19日にキルギス・ビシケクで開催が予定されていたプロボクシング興行「SAIKOULUSH Vol5、6、7」が、国際情勢不安により、渡航制限や安全上の懸念から無念の延期となった。

史郎さんは、ビックマンの死と、以前飼っていたゾウガメが旅立った際を思い出し、「あの時は、ちょうど興毅の世界戦の直前にゾウガメが旅立ってしまって。和毅もキルギスで予定していた試合が延期になったばかりにビックマンが死んでしまった。何か身代わりになった気がする」と史郎さんは天を仰いだ。

 寿命は50~100年と言われるワニガメ。ビックマンの亡きがらは、業者に依頼し、剥製にしてもらうという。史郎さんは「こいつだけほんまにはしっかりと見送ってあげたい。あの大きな口をあけ、雄々しく立っている姿を残してあげたい」としみじみと語った。

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