日本女子プロゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは10日から3日間、埼玉・石坂GC(6580ヤード、パー72)で開催される。9日、プロアマ戦が行われ、前年覇者の安田祐香(NEC)は「今のところ、調子はいい感じです」と手応えを明かした。

 昨年大会は雨中の激闘となった。54ホールを終えて、安田祐香、河本結(リコー)、中村心(ヤマエグループHD=)が9アンダーで並び、3人が難しい18番パー4(390ヤード)のプレーオフ(PO)に突入した。PO1ホール目で当時ルーキーの中村が脱落。勝負は安田と河本とのマッチプレーへ。雨が強まる中、死闘が続き、4ホール目で安田がスーパープレーを見せた。

 安田は第1打を左のバンカーへ曲げた。強い雨によって水たまりができた左バンカーから残り174ヤードの第2打。無罰で救済受けることもできたが、ドロップしてボールが沈み、もっと状況が悪くなることも考えられたため、そのまま、水たまりにボールが少し沈んだライから5番ユーティリティーで放ち、ピン左奥2メートルにつけるスーパーショットで勝利を決めた。冷静な判断と高い技術によって、初勝利より難しいといわれる2勝目を手にした。

 1年ぶりに石坂GCに戻ってきた安田は「18番をプレーしている時、ここ(左バンカー)から打ったなあ、とよみがえりました。100%の力が出せました」と笑顔で、スーパーショットを振り返った。

 今季、6戦すべて予選通過して最高成績は3月のVポイント×SMBCレディスの8位。

メルセデスポイントランクは32位。まずまずの滑り出しだ。「手応えは感じています。早いういちに優勝争いをしたいですね」と安田は柔らかな表情で話した。スーパーショットのイメージが強く残るコースで、1年前の再現を目指す。

編集部おすすめ