体操界初のプロチーム「ハヤブサSC」は4月9日、都内で所属選手発表会見を行った。同クラブは、ハヤブサ財団代表理事の畑慎也氏、2004年アテネ五輪の団体総合金メダルの水鳥寿思氏を発起人として昨年12月に発足。

その後、選手を募集し、24年パリ五輪団体総合金メダリストの萱和磨、谷川翔が参加し、活動をスタートさせた。会見に出席した畑代表は「体操界に新しい風を吹き込めるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 体操界に新たなムーブメントを起こす。体操界は24年パリ五輪で団体総合金メダルをはじめ、岡慎之助(徳洲会)が3冠を成し遂げるなど輝かしい実績を残しながらも、一方で大学卒業後の練習環境の確保はトップ選手でも厳しいのが現状だ。それを打開するため、競技力の向上、選手の支援、体操人気の向上の一助になるべく、プロチームを立ち上げた。

 今後は、選手たちの持続的な活動と成長を促し、世界で戦えるアスリートを継続的に輩出する土台の構築を目指す。さらに、クラブは、子供からトップ選手までが、ひとつのクラブで一貫して体操に取り組める環境づくりを進めていく。水鳥氏は「体操で日本の価値を高めたい」と話し、「選手の選択肢を広げることをぜひやっていきたい。世界で活躍できる環境を整えていきたい。それだけでなく所属選手たちが引退したあとの活躍機会もつくっていきたい。体操をあこがれのスポーツに」と思いを伝えた。

 また、女子のプロチームをつくる構想も明かし、27年の活動開始を目指していく。

来年27年には専用施設が完成する予定で、ファンクラブの設立も検討している。コーチも2人を受け入れ、活動の体制も徐々に整ってきている。

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