◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦 同級2位・那須川天心―同級1位フアンフランシスコ・エストラダ▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)10回戦 WBC同級1位・坪井智也―WBC同級6位ペドロ・ゲバラ▽バンタム級10回戦 秋次克真―ホセ・カルデロン(4月11日、東京・両国国技館)

 「PRIME VIDEO BOXING 15」の前日計量が10日、都内のホテルで行われ、前WBOアジアパシフィック・バンタム級王者でWBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)1位・坪井智也(29)=帝拳=がリミットから200グラム軽い51・9キロで一発クリアした。

 対戦相手の元世界2階級制覇王者でWBC世界同級6位ペドロ・ゲバラ(36)=メキシコ=も51・9キロだった。

 約8秒間、フェースオフで闘志をぶつけ合った坪井。計量後、囲み取材に応じ「調整はうまくいきました。前戦でしっかり52・1キロに落とせていたので、それが継続できてすんなりいきました。明日は何も考えず、いつもどおり楽しく戦略にはめこんで坪井智也らしいボクシングができたら」と気負いを見せない。

 対峙(たいじ)した、米リング誌のパウンド・フォー・パウンド(階級を超えた最強ランキング)でトップ10入りしたこともあるレジェンドボクサーについて聞かれると、「本当に真摯な人で強いんだろうなという感じはあります」と話した。敬意を示した上で「でも、自分の中である程度、こうしてくるだろうっていう想定も全部できていますし、(試合を)支配して楽しめるかなという気はしています」と淡々と話した。

 坪井は2021年世界選手権金メダリストで、アマ戦績は106勝(10KO・RSC25敗)。25年3月にプロデビューし、同年6月にプロ2戦目でWBOアジアパシフィック王座を獲得した。同年11月の3戦目では元世界王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に8回TKO勝ちした。現在、スーパーフライ級(52・1キロ以下)で、WBC&WBO1位、WBA5位、IBF10位と主要4団体全てに世界ランキングに名を連ねている。

 プロデビューして1年1か月。坪井がどんなボクシングを見せるか期待感は高まっているが、坪井は「皆さんが期待してくれているのはとてもうれしいが、僕自身、僕のやりたいことを全部楽しんですれば、それが皆さんが面白いなって思ってもらえる結果になっていると思う。

とりあえず、楽しんで、感謝して、頑張りたい」。冷静な受け答えにも自信をのぞかせていた。

 戦績は坪井が3戦3勝(2KO)、ゲバラが43勝(22KO)5敗2分け。

 興行は「Prime Video(プライムビデオ)」で独占ライブ配信される。

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