J2北海道コンサドーレ札幌DF家泉怜依(26)が、雪辱の2試合ぶり勝利を誓いに立てた。チームは10日、札幌・宮の沢での練習後、11日のJ2甲府との敵地での戦いに向け、札幌をたった。

 10チームのリーグ戦による後半戦初戦。前半戦9試合をDF高尾、GK田川とともにフル出場した家泉は「プレーはまだまだ全然ですけど、試合に出られているので。出ている間に任せられるような選手になれるよう、改善していかないと」。まずは10試合連続の先発が濃厚な一戦で進化を示し、7位からの巻き返しへとつなげる。

 前節4日のホーム・J3松本戦は、自陣で出した縦パスを相手に奪われたことをきっかけに先制点を許し、0―2で敗れた。「僕のパスミスなので」と家泉は責任は痛感しているが、それで積極性を失ったりはしない。「ああいうところでセーフティーにやっていたら攻められない。逆に前線にパスをつけられるようになれば、前の選手は一気に攻撃にいける」とピッチ上をイメージした。

 実際に3月21日の甲府戦(1〇0)では、家泉からの縦パスがMF荒野、FWティラパットとつながり、MF木戸の決勝点が生まれた。「あの試合では狙い通りに出せたので。もちろんミスは絶対にダメだが、びびって後ろに下げるならチャレンジするべきだと思うので。その精度はもっと高めていければ」。

同じ相手との対戦で、攻撃を活性化させる配球を再び見せる心構えはできている。

 もちろん、センターバックとしての本業は忘れていない。チーム最多の2得点を挙げているが「点を取っても守備はチャラにならないので。チームとしては0で終わることが次につながる。そこは絶対に果たせるよう、常に声をかけながらやっていきたい」。DFの中心としての自覚を家泉がプレーで発揮し、反撃体制を築きにいく。(砂田 秀人)

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