プロボクシング前WBA世界ライトフライ級王者・高見亨介(24)=帝拳=の4か月ぶりの再起戦が、ドクタ―ストップにより中止となったことが10日、主催者側から発表された。高見は11日に両国国技館で、前IBF世界フライ級王者のアンヘル・アヤラ(25)=メキシコ=とフライ級10回戦での対戦を予定していた。

 取材に応じた帝拳ジム・浜田剛史代表によると、都内のホテルに宿泊していた高見は前夜(9日)の21時頃には、担当の田中繊大トレーナーから体調に問題ないという報告を受けた。その後、深夜になり体調不良を訴えたことで、病院に行き、医師から試合出場へのストップがかかったという。計量前日でのキャンセルとなり「ウェートを上げて減量も順調だった。水抜き(減量法)はやっていなかったし、緊張なのか…。謝って済む問題ではないが、アヤラ陣営には申し訳ない。いずれにしろ、JBC(日本ボクシングコミッション)から出場停止を含めた何らかのペナルティーがあると思う」と話した。

 高見は昨年12月にWBA、WBO世界ライトフライ級王座統一戦で、レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に判定負け。常に減量苦だったことから、フライ級にウェートを上げ、アヤラ戦は2階級制覇に向けての初陣だった。同興行のメインイベントはWBC界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦12回戦で、那須川天心(帝拳)がフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)と対戦する。

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