弟子の幕内・伯乃富士に暴力を振るい、伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)が日本相撲協会から9日の臨時理事会で2階級降格などの処分を下されたことを受け、伊勢ケ浜部屋付きの楯山親方(元幕内・誉富士)が10日、千葉・成田市内で取材に応じた。

 楯山親方は今回の処分について「世間的には甘すぎるということは言われていますけど、状況もある。

自分の中では妥当じゃないかなとは思います」と言及した。部屋の力士たちにも処分の前後で動揺はみられないといい、「処分がちゃんと明確に出て、区切り」と受け止めた。

 また、伊勢ケ浜親方の暴力行為は、酒席で泥酔状態だった伯乃富士が後援者の知人女性の太ももを触るなどした不適切行為が発端となった。八角理事長(元横綱・北勝海)から厳重注意を受けた伯乃富士の現状について「本人もめちゃくちゃ反省している。外にも出ていない」と証言。「お酒の席で飲ませないというのが一番。お酒が入ると気持ちが大きくなって、普段はしないことでもしてしまうので。相撲に関する心配はない。真面目に頑張るしかない。それが応援してくれる人への信頼回復の一つ」と弟子をフォローした。

 9日の臨時理事会では今後、伊勢ケ浜親方と部屋付き親方4人による集団指導体制を取ることも求められた。これについて、所属する伊勢ケ浜一門の浅香山理事(元大関・魁皇)と伊勢ケ浜部屋の親方衆で同日、部屋の運営について話し合うことも明らかにした。

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