◆米大リーグ ドジャース―レンジャーズ(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が10日(日本時間11日)、佐々木朗希投手(24)のリリーフへの配置転換の可能性についてきっぱり否定した。

 朗希はオープン戦4登板で8回3分の2を投げて17四死球と制球力に課題を残し、防御率15・58と安定感を欠きながら開幕ローテ入り。

今季初登板だった3月30日(同31日)の本拠地・ガーディアンズ戦では5回途中1失点と踏ん張って試合を作ったが、前回登板の5日(同6日)の敵地・ナショナルズ戦では、5回6失点で敗戦投手になった。

 ドジャースの先発は山本、グラスノー、大谷を中心に、シーハン、ロブレスキ、朗希を加えた6人で回っている。だが、5月下旬には、サイ・ヤング賞2度の経験もある左腕・スネルが復帰予定。必然的に1人はローテから脱落することになる。

 朗希は昨季、5月に右肩を痛めて離脱。9月に復帰したが、先発の枠には入る余地がなかったことでリリーフに一時的に転向し、ポストシーズンでは守護神を託されるなど存在感を示した。朗希にはリリーフの適性を推す声もあるが、ロバーツ監督は「朗希はブレイク(スネル)が戻ってきても、ブルペンには入らない」と断言した。

 ドジャースとしては、朗希を近い将来の先発の柱として期待。サイ・ヤング賞を狙えるだけの潜在能力があると見込んでいる。24歳とまだ若いこともあって、先発の経験を積ませたいという思いがあるはずだ。昨季の9月にリリーフに一時的に転向した際にも朗希、ロバーツ監督、フロントはいずれもあくまで一時的な転向であることを強調していた。

 次回登板は12日(同13日)の本拠地・レンジャーズ戦。

37歳でサイ・ヤング賞2度の経験を持つ右腕・デグロムとの投げ合いになる。朗希にとっては開幕直後ながらローテを死守するためには正念場。快投が期待される。

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