昨年10月5日の京都12Rで落馬負傷し、長期離脱していた川須栄彦騎手が4月11日、栗東トレセンで調教騎乗を再開した。この日はコンビでJpn1・3勝を含む重賞8勝を挙げるシャマル(牡8歳、栗東・松下武士厩舎、父スマートファルコン)にまたがった。

「知らない馬に乗るよりも、シャマルに乗る方が自分の状態が分かるということで乗せてもらいました。思ったより違和感がなかったですし、ホッとしました」と安どの表情を浮かべた。

 左鎖骨の開放骨折に加え、ろっ骨を骨折する大けが。落馬の衝撃で肺出血も併発していた。6度の手術を経て先月3日に退院。「最初は可動域が狭くなり、腕が上がらない状態でしたが、本当にたくさんの方々のサポートがあって、リハビリが始まってからは体が良くなってきています」と感謝する。

 レースでの復帰について「焦る気持ちもありましたが、一歩ずつやってきました。追い切りではなくて、基本的なところから。(復帰の)目標はありますが、体力面や感覚など、乗りながら良くなってきてくれれば」と川須騎手。地道に騎乗勘を取り戻し、また元気な姿で競馬場に姿を見せる。

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