◆JERAセ・リーグ 中日3―9阪神(11日・バンテリンドーム)

 中日は、阪神の中軸にテラス席への3被弾などで7失点。開幕から5カード連続の勝ち越しなしが決まり、借金は今季ワーストの7に膨らんだ。

 新設されたホームランウイングが凶と出た。先発した大野が、初回2死から、森下に左翼テラス席への先制ソロを献上。2回にも、大山に左中間テラスへの1号ソロを被弾し、2回までに2点を失った。先頭の佐藤輝に四球を与えた4回には1死満塁から、伏見の中犠飛と、先発投手の伊原に右前適時打を浴びて、さらに2失点。4回を69球、5安打4失点で今季初黒星を喫した。

 5回から登板した2番手・仲地も、7回に佐藤に右翼テラスへの2号3ランを献上。クリーンアップの一発攻勢で、突き放された。佐藤には9回にも牧野が2打席連発となる3号2ランをバックスクリーンへ運ばれた。

 一方の中日打線は、2番に座ったドラフト6位・花田旭外野手が、左翼テラスにプロ1号。8回にはサノーが3号2ランを放った。9回2死一塁では阪神・桐敷から福永が中堅フェンス直撃の二塁打を放ったが、一塁走者のカリステが一気にホームを狙ったが、タッチアウト。無念の幕切れとなった。

 昨年のバンテリンDでの公式戦では、1試合3被弾は、なし。ホームランウイングにより、右中間、左中間までの距離は6メートル縮小され、外野フェンスは1・2メートル低くなった。投手力が武器だった中日だが、テラスに苦しめられ、チームは両リーグ最速となる今季10敗目(3勝)となった。

 中日の両リーグ最速10敗は2013年4月16日に開幕から16試合目で6勝10敗となって以来、13年ぶりだ。

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