◆JERAセ・リーグ 中日3―9阪神(11日・バンテリンドーム)

 中日は、阪神のクリーンアップトリオにウイング席への3被弾を含む計4発を許すなど、9失点と惨敗。2連敗で、両リーグ最速となる今季10敗目(3勝)を喫した。

借金は今季ワーストの7に膨らんだ。

 中日の両リーグ最速10敗は、2013年4月16日に開幕から16試合目で6勝10敗となって以来、13年ぶり。これで開幕から5カード連続勝ち越しなしとなった。

 新設されたホームランウイングが凶と出た。先発した大野が、初回2死から、森下に左翼テラス席への先制ソロを献上。2回にも、大山に左中間テラスへの1号ソロを被弾し、2回までに2点を失った。先頭の佐藤輝に四球を与えた4回には1死満塁から、伏見の中犠飛と、先発投手の伊原に右前適時打を浴びて、さらに2失点。4回を69球、5安打4失点で今季初黒星を喫した。

 5回から登板した2番手・仲地も、7回に佐藤に右翼テラスへの2号3ランを献上。クリーンアップの一発攻勢で、突き放された。佐藤には、9回にも牧野が2打席連発となる3号2ランをバックスクリーンへ運ばれた。

 昨年のバンテリンDでの公式戦では、1試合3被弾はなし。

テラスの影響が顕著に出た試合内容だが、井上監督は「それは承知で開幕してるわけだから。うちも(一発が)出ることもあれば、打たれることもある。しょうがない」と、受け止めた。

 一方の中日打線は、2番に座ったドラフト6位・花田旭外野手が、左翼テラスにプロ1号。8回にはサノーが3号2ランを放った。岡林や上林ら、主力が離脱する中でも、ルーキーの台頭はチームにとっても明るい材料となる。指揮官は「守備も無難にこなすし、バッティングも非凡なものを見せてくれてる」と、さらなる活躍を期待した。

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