◆JERAセ・リーグ DeNA4―3広島(11日・横浜)

 DeNAのドラフト3位ルーキー・宮下朝陽内野手(東洋大)が「6番・三塁」でプロ初出場初スタメン。3回の第2打席では得点につながるプロ初安打も放ち、チームの勝利に貢献した。

 まさに「嵐」のような2日間だった。ビシエドと梶原のインフルエンザ感染により、10日に急きょ1軍に合流。この日、特例抹消の2人に代わる「代替指定選手」として出場選手登録された。

 すると、試合の1時間半前になって、急きょスタメン出場が決定する想定外の展開に。練習中に筒香嘉智内野手がコンディション不良を訴えて欠場することになり、筒香が守るはずだった三塁のポジションを任された。

 「まさか、という感じだった」というスタメンデビュー。それでも「1軍でやることを目指してやってきたので」と、念願の初舞台に気合が入った。

 1軍選手だけに許される“特権”のひとつが、打席に入る時にスタジアムに流れる登場曲。入団した時からアイドルグループ・嵐の大ファンであることを公言してきた宮下は、もちろん嵐のナンバーを登場曲に選択。「ワイルド アット ハート」など打席ごとに違う曲を流しながら、3回の第2打席でプロ初安打をマーク。「ハマスタで(嵐の曲を)もっと流せるように頑張りたいですね」と、改めてプロ野球人生のスタートを実感。ハマスタの大歓声には「鳥肌がたちました」と、感激の表情を浮かべた。

 初安打以外の3打席はいずれも三振に終わったが、守備でも5回に三遊間のゴロをさばいて併殺を完成させるなど落ち着いたプレーを披露した。

 試合後には相川亮二監督から初安打のボールを手渡され、「2000本まであと1999本」と声をかけられた。第一歩を踏み出したばかりのプロ野球人生。宮下は「長く生き残れるように頑張りたい」と、さらなる活躍を誓った。

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