◆プロボクシング▽バンタム級(53・5キロ以下)10回戦 〇ホセ・カルデロン(判 定)秋次 克真●(11日、両国国技館)

 米国を拠点にする逆輸入ボクサーでIBF世界バンタム級5位・秋次克真(28)が日本デビュー戦で初黒星を喫した。昨年11月に増田陸(帝拳)と対戦したホセ・カルデロン(22)=メキシコ=に0―2の僅差判定負け。

デビューからの連勝も14でストップした。

 序盤から前に出て積極的に攻撃を仕掛けた秋次だったが、タフなカルデロンも互角に応戦。最終10回までお互い手を休めず打ち合ったが、ともに決定打を打ち込めずに終了のゴングとなった。

 和歌山県出身の秋次は、7歳からボクシングを始め、高校は強豪校の大阪・興国高に進学したが、補欠だった。アメリカンドリームをつかむために17歳の時に高校を中退して渡米。一時帰国して資金をため、19歳で単身再渡米した。2018年12月にプロデビューし、一昨年12月からの3連戦でいずれも世界挑戦経験者を下した。24年に契約した米プロモート会社と、帝拳ジム・本田明彦会長のつながりで日本での試合が実現した。

 日本には成人式以来8年ぶりの帰国。「今回が今までで1番大事な試合。これで次のチャンスが切り開かれるかもしれないんで」と試合前に決意表明していたが、願いを叶えることができなかった。米国に戻り、再起を図る。

 戦績は秋次が14勝(4KO)1敗、カルデロンは15勝(6KO)4敗。

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