パ・リーグ 日本ハム―ソフトバンク(11日・エスコンフィールド)

 魂を込めた152キロの直球にバットは動かなかった。ソフトバンク・上沢が4点リードの7回2死満塁でレイエスを見逃し三振に仕留め、史上23人目の12球団勝利を達成した。

「北海道はキャリアをスタートした場所。感謝の気持ちを込めながらマウンドに上がりました。12球団から勝つことができてうれしい」と、946日ぶりに登板した、かつての本拠地・エスコンで記念星を飾った。

 3ランの援護を受けた近藤と同期の11年ドラフト6位で日本ハムに入団。24年にポスティングでレイズとマイナー契約を結び、同年オフにソフトバンク入りした。昨季は古巣に対して1戦1敗。V争いの一騎打ちのなか、先発ローテの序列が低く、出番が回ってこなかった。今季は有原が移籍し、モイネロも出遅れ、エース格として開幕戦に続き、日本ハム戦4戦全勝に導いた。「まずは一つ勝てて良かった」と今季初勝利を挙げた右腕。投手陣の先頭でリーグ3連覇へ引っ張っていく。(島尾 浩一郎)

 〇…上沢(ソ)が古巣の日本ハムから初勝利し、現12球団から白星を挙げた。全球団から勝利は、昨年7月1日対日本ハム戦の有原航平(ソ)以来23人目。

交流戦が始まった05年以降では上沢が20人目。

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