◆JERAセ・リーグ 巨人―ヤクルト(11日・東京ドーム)

 スポーツ報知評論家の村田真一氏が5回2失点だったブライアン・マタ投手の1軍デビュー戦の投球に「十分な内容やったよ」と及第点を与えた。

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 マタは1軍最初の登板ということを考えても十分な内容やったと思う。

初回はちょっと力んで状態だけで投げていたように見えた。だから球が浮き気味でカウントを悪くしていたよね。鈴木叶の三塁打も投手の立場からすると、ちょっと不運やったかな。でもね、2回以降は四球は1つだけ。初回を2失点で何とか踏ん張ったからこそ、試合が作れたよね。

 想像していた以上にチェンジアップがいいよね。抜けがいいというのかな、打者の手元でスッと沈んで落ち幅も大きい。元々真っすぐに力があるから特に左打者には大きな武器になる。5回の最後も丸山和に粘られたけどチェンジで空振りを取れた。三振を取れる球、困った時に頼れる球を持っているというのは大きいよ。カットボール、ツーシームやスライダーと球種も豊富やからあとは使い方。これはパワー系の打者が多い米国とコツコツ当てに来る打者が多い日本では対応も違ってくるから、捕手とよく話して慣れていってほしいよね。

 あとはコントロールが…と言いたいところやけど元々、内外角をきっちり投げ分けていくタイプでもなさそうやし、多くを求めんでええと思う。それよりは勢いのある真っすぐ、チェンジを軸にして、気持ちよく投げさせることを考えた方が結果を残せるような気がするね。(村田 真一)

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