◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦12回戦 〇同級2位・那須川天心―同級1位・フアンフランシスコ・エストラダ●(11日、東京・両国国技館)

 WBC世界バンタム級挑戦者決定戦で、同級2位の那須川天心(27)=帝拳=が元世界2階級制覇王者で、同級1位のフアンフランシスコ・エストラダ(35)=メキシコ=を下した。エストラダは9回終了後に棄権を申し入れ、TKO負け。

病院に直行し、取材に応じたエストラダのプロモーターであるファン・エルナンデス氏は「(試合を)止められる2回前から、脇腹に痛みを抱えていた。ドクターの勧めを聞き入れて、これ以上の試合はやめようということになった」と説明した。

 エルナンデス氏によれば、エストラダは7回に脇腹付近を負傷。天心のボディーを複数回被弾していたが「主な理由は胸、脇腹の痛み。2回前から症状が出ていて、呼吸をする度に痛みがあった。骨折なんじゃないか、というくらい痛みがあった」と語った。同プロモーターは、エストラダの言葉として「何よりも、今日の天心選手が素晴らしい試合をした」と天心の勝利を祝福した。

 試合中、エストラダは天心と頭部同士が当たるバッティングで倒れていたが、病院に行く理由は脇腹の痛みによるものだという。エストラダは試合後、自力で歩いて控えに戻り、関係者は救急車で病院に向かうと説明していた。

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