◇明治安田J1百年構想リーグ第10節(Eピース)広島1―1(PK5―4)清水

 清水エスパルスはアウェーで広島と対戦し、1―1からPK戦に突入して敗れた。後半26分にFW呉世勲(オ・セフン、27)が得点王争いでトップに並ぶ6得点目を挙げて先制したが、わずか3分後に失点し追いつかれた。

試合は押し込まれる展開が続いたが、その後は得点を許さなかった。

 先制しながら追いつかれ、PK戦で力尽きた。清水イレブンは肩を落とし、歓喜に沸く相手側をぼう然と見つめた。吉田孝行監督(49)は「広島さんに圧倒されたというか、広島さんのゲームになってしまっていた」と敗戦をかみ締めた。

 前節“J1最速”の開始7秒弾を決めたFW呉が後半26分、MF北爪健吾(33)のゴール前への右クロスに左足で合わせて先制した。勢いに乗るかに見えたが、3分後に失点。その後は粘り強く守った。シュート本数は清水の5に対して広島は14。相手の猛攻を耐え抜いた。指揮官は「引き分けという結果自体は内容的にも決して悪くはなかった」とし、守備面での粘りを評価した。

 後半戦の折り返し初戦は黒星スタートとなったが、吉田監督の下で守備面の改善も見え始めている。次節の25日ホーム名古屋戦へと視線を向けた。

(伊藤 明日香)

編集部おすすめ