◆スペイン1部Rソシエダード3―3アラベス(11日、レアレ・アレーナ)

 Rソシエダードの日本代表MF久保建英(24)がホームのアラベス戦で、1月18日のバルセロナ戦で左太もも裏を負傷してから、83日ぶりに復帰。いきなりアシストを記録するなど復活を印象付け「ここからさらに結果を出して、感覚を取り戻していきたい」と力強く語った。

 久保は2―2の後半9分から途中出場。右サイドの攻撃的なポジションでプレーし、同15分、左サイドからのクロスをゴールラインギリギリから頭でゴール前に折り返して、一時勝ち越しとなるFWオスカルソンのゴールを演出した。雨が降り注ぐピッチで、出場わずか6分で存在感を発揮。その後、イエローカードを受けるなど激しいプレーも見せ、負傷の影響を感じさせなかった。チームは終了間際に同点を許して3―3で引き分けたが、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選ばれるなど鮮烈な復帰戦で、復活をアピールした。

 試合後は、ホームの大きな拍手を受けてピッチに入った瞬間を振り返り「久しぶりにピッチに立って、サポーターが拍手をくれて、愛情を見せてくれるのはうれしいし、結果で応えたかった。幸運にもオスカルソンにアシストできた。ここからさらに結果を出して、プレー時間を伸ばして、感覚を取り戻していきたい」と、充実の表情だった。

 18日には国王杯決勝でAマドリードと激突する。「今週はしっかり練習に取り組んで、いいコンディションで国王杯決勝に挑みたい。僕にとってはキャリアで初めての決勝戦になる。勝って楽しみたい」とタイトル獲得に照準を合わせた。

 6月11日開幕の北中米W杯まで11日で、あと2か月となった。日本代表の攻撃の中心を担ってきたアタッカーの戦列復帰は、森保ジャパンが掲げる世界一に向けても朗報となった。

編集部おすすめ