◆国際親善試合 米国2―1日本(11日、米国・サンノゼ)
FIFAランク5位のなでしこジャパンは、敵地で同2位の米国女子代表に1―2で敗れた。3連戦の初戦は黒星スタートとなった。
なでしこは3月のアジア杯で優勝。大会6試合で29得点1失点を記録し、攻守で圧倒した。しかし、アジア制覇からわずか12日後にニルス・ニールセン監督の電撃退任が発表された。衝撃が走る中、今回の米国遠征はニールセン体制でコーチを務めていた狩野倫久氏が監督代行を務めることになった。
米国とは通算2勝8分31敗。2011年ドイツW杯決勝など、これまで何度も死闘を繰り広げてきた強敵で、昨年2月のシービリーブス杯ではなでしこが13年ぶりの勝利をつかんだ。狩野監督代行はニールセン監督の時と同じ4―3―3の布陣で臨み、守備では積極的に前からプレスする戦術で挑んだ。
W杯へ向けて試金石となる試合で、この日は米国に先制を許した。前半9分、右サイドの位置のFKから、ファーサイドへの浮き球パスを中央に折り返され、最後はMFラベルに押し込まれた。フィジカル差が顕著な相手に、セットプレーから先制を許した。
前半終了までスコアを保ったが、後半の立ち上がりに追加点を決められた。
後半15分には4人を交代(田中美南、浜野まいか、林穂之香、千葉玲海菜)。すると同16分、浜野が上げた右サイドのクロスのクリアから林がヘッドで前へつなぐと、FW植木理子がヘディングで押し込み、1点を返した。
狩野監督代行は3バックなども試合の中で試したが、追いつくことは出来ず。終盤は攻める時間が長かったため、手応えもつかんだ3連戦の初戦だった。

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