◆プロボクシング ▽IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者タノンサック・シムシー―セルジオ・メンドーサ▽ライト級(契約体重60・0キロ以下)8回戦 力石政法―リト・バデナス▽東日本新人王ライト級(61・2キロ以下)予選4回戦 山口聖矢―荒川大樹(13日、東京・後楽園ホール)

 前日計量が12日、東京・文京区の東京ドームシティ内「ブルーイング」で行われ、東日本新人王ライト級予選に出場する元Jリーガーの山口聖矢(32)=大橋=はリミットから300グラム軽い60・9キロで一発クリアした。対戦相手の荒川大樹(29)=T&Tは61・0キロでパスした。

 戦績は山口が4勝(2KO)2敗、荒川が3勝1分け。

 計量後、取材に応じた山口は、東日本新人王予選は2024年、25年に続き3度目。「コンディションはバッチリ。ケガもなく、スパーリングも順調でした。結果を残したい」と“3度目の正直”へ気合を入れた。スパーリングでは、パワー対応もできるように階級の上の選手らとも行ったほか、再起戦に臨む力石政法(大橋)の実戦練習相手を務めた日本ライト級3位の石脇麻生(26)=真正=とも2度、グラブを合わせたという。

 1993年、神奈川・座間市出身。山梨学院高、関東学院大に進み、北信越リーグのサウルコス福井を経て、J3のSC相模原でDFとしてプレーした。世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(33)=大橋=とは幼稚園の年少組の時からの幼なじみで、2018年にSC相模原を退団後は実家の自動車整備会社に勤務しながら、尚弥と現WBC世界バンタム級王者の拓真(30)=大橋=の井上兄弟らと一緒にトレーニングを行ってきた。22年1月、尚弥から「(ボクシングを)やってみたら?」と勧められ、大橋ジム入り。23年8月のプロデビュー戦では、右手首に剥離骨折していた疑いがある中、初回TKO勝ちを収めている。

 尚弥からは試合に向けての話は特になかったが「ジャブやワンツーなど、そのテンポ感とか打つタイミングなどの話などをしたり。

一緒に走ったり、食事に行ったりしていますが、試合は、去年のように、お互い、交互に組まれていて、いつも一緒に減量をしている感じ。そういう流れが逆に、ずっといい感じになっている」と親友からの刺激を大いに受けている。

 「やっぱり最初が大事だと思うので、いい内容で勝てたら」と山口。「KOチャンスがあったら行く?」と尋ねられると「そうですね…。もう、最初からいくつもりで」と闘志を見せていた。

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