◆明治安田J1百年構想リーグ東▽第10節 浦和―東京V(12日・埼玉スタジアム)

 東京Vが敵地で浦和と対戦し、1―1から突入したPK戦を3―1で制して、埼玉スタジアムで初勝利を挙げた。

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 “PK職人”GK長沢祐弥が、再び主役となった。

先行の浦和1人目の渡辺のキックを右へ飛んでセーブすると、2番手のサビオのキックも右へ飛んで連続セーブ。浦和4人目の照内が失敗し、最後は稲見が決めて勝利を決めた。

 長沢は第8節のFC東京戦でも2本セーブしており、PK戦では8本中5本阻止し、PK阻止率は驚異の62・5%を誇る。「苦手ではないけど、そんな好きではない。出来れば90分で勝ちたいなとか、クリーンシート(無失点)に抑えたいという気持ちは強い」としたが、「PKは(止めて)うれしいというより、止められた安心の方がでかいです。事前情報で相手が蹴り分けてたり、うまかったので、先に動かないようにしてタイミングだけしっかり合わせようとしました」と振り返った。

 これでチームも今季のPK戦は3戦全勝。城福監督は日頃の練習の成果を強調していたが、長沢も「練習で外してヘラヘラしている選手はいないですし、どんな形であれ、最後まで勝つということは練習からみんな意識している」と話す。キッカーも3試合のPKで13本中11本成功させるなど、緊張感のある日常の練習の成果が、勝ち点につながっている。

 これで04年の初対戦(2●7)から1分け4敗だった埼玉スタジアムでの初勝利も記録。試合を通して好セーブを見せていた長沢も「どんな形であれ、チームの勝利の力になれたことがすごくうれしい」とうなずいた。

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