◆JERAセ・リーグ 巨人2―0ヤクルト(12日・東京ドーム)

 ここぞの場面でジョーカーを切っった。3回無死一、二塁の先制機。

ヤクルト・池山隆寛監督が3番・古賀に出したサインは送りバント。「初回、2回とチャンスを作りながら点が入っていなかったので優位に進めたくて先制点を取りにいった」。14試合目で2度目のサインを古賀は冷静に受け止めた。「先に先制したいだろうなと思いながらサインを見たら送りバント」。きっちりと投前に転がして走者を二、三塁に進めると、オスナの一ゴロの間に三塁走者の長岡が生還。「一発で決めて流れを持ってこられてよかったです」と息をついた。

 ベンチの指示を選手がしっかり理解して実行。開幕からチームが一体となって戦っている。貯金6で挑んだ甲子園、東京ドームと続いた敵地3連戦を3勝3敗で乗り切った。昨季、1勝8敗と鬼門だったドームで2勝1敗と勝ち越し、阪神に続いて10勝目を挙げた。今季のキャッチフレーズは「燕心(エンジン)全開」だが、指揮官は「燕心(エンジン)のかかり具合は非常にいいと思います」と満足げ。0・5ゲーム差で虎のシッポをピタリと追いかけていく。

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