歌手のジュディ・オング(76)が12日、東京・丸の内のコットンクラブで歌手生活60周年のキックオフとなるジャズライブを行った。

 1966年5月に「星と恋したい」でデビュー。

60年を迎えた節目に「よく生きてましたよね。だってその年に生まれた方は還暦でしょう? すごい月日を歌ってきたなって本当に思います」としみじみと振り返った。「たくさんの笑顔をありがとう。私の歌が少しでも心に届けられることができたら」と満員のファンに感謝した。

 ステージではバンドの生演奏に乗せてジャズの名曲を披露。「ジャズは3歳から。童謡より先にジャズを覚えた」と話すように、ツヤのある歌声でしっとりと聴かせた。アンコールではヒット曲「魅せられて」も披露。トレードマークのドレスを広げると、客席からは「おおっ!」と歓声が上がった。

 開演前に報道陣の取材に応じたジュディは、「魅せられて」のドレスについての秘話を回想。歌の舞台のエーゲ海をイメージして作ったものだったと明かし、両腕を翼のように広げるポーズでは「あのね、大きく見せたかったの」とおちゃめに語った。後ろからライトを照らす演出であることから「シルエットの心配をいつまでたってもしなきゃいけなくて、ピラティスやジムに行ったり結構大変でございます」と健康管理に努めているという。

 ジュディが47年ぶりに映画出演し、故郷の台湾で公開中の映画「陽光女子合唱團」(日本公開未定)が台湾映画史を塗り替えるヒットを記録中。台湾の歴代1位となる興行収入35億円を突破するなど社会現象化しており、ジュディ自身も「台湾映画評論家協会が選出する「Taiwan Movie Critics Awards」の最優秀女優賞にノミネートされている。

 10月15日には、60周年記念コンサートを東京国際フォーラムAで行うことも発表。5000人を動員する節目のステージで、旧知の小林幸子中村雅俊らもゲスト出演する。「テレビ番組で歌唱するといつも『魅せられて』になるので、ほかのヒットソングがお顔を出すチャンスがないんです。だから、60周年はずっと歌ってきたヒットソングを歌いたい。皆様から『60周年(ステージ)やろうよ』というお声をたくさんいただいて、体力をつけながら、いい10月15日を迎えられたら」と意気込んでいた。

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