バレーボール 大同生命SVリーグ男子(12日、長野・エア・ウォーターアリーナ松本)

 レギュラーシーズン第21節が行われ、最下位10位のVC長野は、首位のサントリーに2戦連続のストレート負けを喫した。ホーム最終戦は、ほぼ満員の3968人の観客が後押ししたが、強敵を打ち破ることはできなかった。

途中出場のセッター・赤星伸城は「サントリーさんのブロック力にやられた」と悔やんだ。

 赤星が第1セット(S)途中から入り、第2Sは守備やブロックにつかれた時の攻撃を修正し、セット終盤まで接戦に持ち込んだ。シーズン途中の2月から指揮を執る古田博幸監督代行は「途中から修正できたが、前日から課題としたサーブで崩された時のサイドアウト(サーブレシーブ側が得点し、サーブ権が移動すること)が非常にきつかった。前日よりはいい部分はあったと思う」と振り返った。

 今季は昨年11月中旬から25連敗するなど、苦しいシーズンとなった。連敗中の今年2月には川村慎二監督が休養し、古田コーチが監督代行に。「練習中も暗くて、笑顔はプライベートだけだった」とチームは暗いトンネルの中にいたが、「勝ち、負けはあるけど、楽しくバレーボールをやろう」と選手に声をかけた。チームの雰囲気は徐々に明るくなり、3月14日のV北海道戦でリーグでは約4か月ぶりの勝ち星を手にし、選手も前を向いて励むようになっていた。

 ホーム最終となった今週は、11日にクラブ史上最多の4138人のファンが来場し、この日は3968人が選手の背中を押した。次週の最終節は敵地で愛知と対戦。赤星は「最後は笑って終われるように」と言葉に力を込めた。

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