◆関東大学サッカーリーグ2部 ▽第2節 城西大3―2流通経大(12日・JOSAI SPORTS FIELD)

 違法薬物問題による無期限活動停止措置を解除され、再出発を果たした流通経大は、城西大との初戦に2―3で敗れた。

 流通経大は3月上旬、同大学のサッカー部員5人による違法薬物使用の疑いがあったとして、茨城県警による家宅捜索を受けたことを発表。

そこから無期限の活動停止となり、同27日には関東大学サッカー連盟から同大学の開会式、第1節の不参加が発表され、該当する立大戦(4月5日)は立大の不戦勝(3―0)となった。今月1日から活動停止措置が一部解除され、8日には対外試合も認める完全な解除が発表されていた。

 活動が一部許可されてから約10日。まだ実戦感覚が戻っていないのか、序盤はプレーが重く、相手に主導権を握られた。前半19分、左サイドへのサイドチェンジからチャンスを作られ、左クロスを上げられると、城西大のFW馬場卓未(4年)に左足で先制点を決められた。後半7分には相手の右クロスがそのままネットの中に吸い込まれ、2失点目を許した。

 ここで目が覚めたのか、そこから反撃態勢に入る。失点から2分後の後半9分、MF柚木創(2年)のシュートのこぼれ球をFW粕谷悠(2年)が沈めると、後半18分には柚木が味方のパスから裏に抜け出し、エリア右からゴール左へ同点弾。全国高校選手権で準優勝を経験した流通経大柏出身の同学年コンビが試合を振り出しに戻した。

 しかし後半31分、左サイド深い位置でFKを与えると、クリアからゴール前に浮き球パスを上げられて、最後はDF坂本海凪太(3年)に頭で沈められた。

 この試合まで90分の実戦を経ていなかったことから、流通経大の鈴木浩之監督代行は「公式戦をやりながら作っていくしかない。戦術というよりも体を壊さないように」とコメント。

この日のゲーム主将を務めたJ1町田内定のMF西川楓人(4年)は「この試合ができていることがプラスで、うれしくて、幸せなこと。感謝をすごく持ってプレーしていた」と振り返った。

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