◆ファーム・リーグ DeNA1―3巨人(12日・平塚)

 巨人の戸郷翔征投手が先発し、7回91球を投げて4安打1失点で今季公式戦初勝利を挙げた。

 戸郷はグラブを胸の前で構えてから両手を右肩方向へ持っていき、腕から始動する菅野式のフォームに今試合から変更。

「(巡回投手コーチの)久保さんと一緒に取り組んでいる形の中で、いい形ができている。早めに横の形をつくって並進に入っていくのを今やっている。やってまだ1週間ちょっとぐらいですけど、自分の中で試合の中で思い通りの投球ができはじめているのはすごいプラスですし、もっと突き詰めてやっていきたいなと思います」と振り返った。

 初回、先頭の成瀬に左中間への二塁打を浴びたが、2番・田内を右飛。続く3番・小田のライナー性の当たりを一塁手・三塚が飛びついてアウトにする好捕。4番・井上は中飛に打ち取った。

 1―0の2回は味方のエラーも絡んで走者を出したが、無失点に抑えた。3回は3者凡退。2―0とした4回は、この回の先頭・小田から見逃しでこの日初めての三振を奪ったが、4番・井上に死球。それでも後続を打ち取り無失点とした。

 しかし3―0の5回に連打や死球で1死満塁。2番・田内に右翼への犠飛を浴びて1点を失った。

それでも3番・小田を空振り三振に斬るなど最少失点で切り抜けた。

 6回は、この日の最速149キロを計測。九鬼を見逃し三振に抑えるなど3人でテンポよく片付けた。3―1の7回も続投。先頭を安打で出したが併殺打に打ち取るなど無失点に抑えた。

 戸郷はキャンプから状態が上向かず、開幕2軍スタート。前回5日のファーム・リーグ、ソフトバンク戦(ジャイアンツタウン)では5回95球を投げ、10安打7失点、2奪三振だったが、この日はしっかりと試合を作り上げた。「低めの真っすぐが今日の課題の中で、出力だけ高めにいこうと、あとは甲斐さんがカーブを多めに、見せる球は甲斐さんからの要求があったのでそれに対してはいい応え方ができたのかなと思います」と手応えを感じた。

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