◆JERAセ・リーグ 巨人0―2ヤクルト(12日・東京ドーム)

 巨人の井上温大投手(24)が今季2度目の先発。6回8安打2失点で今季初黒星を喫したが、7奪三振と要所を締めてゲームメイクした。

「ヒットを8本打たれても(最少の)2失点に抑えられたっていうのは、今までの投球の中でも結構少ないと思う。また一つ引き出し(ができた)というか、いい投球ができたなと思います」と振り返った。

 この日は同学年・山瀬とのバッテリー。前回登板の5日・DeNA戦(東京D)ではカットボールを多く交えたが「きょうはカットボールがそこまで良い感覚ではなかったので」と決め球にスライダーを選択。「意思疎通ができた」と、イニング間も積極的にコミュニケーションを図りながら投球を組み立てた。

 四球と安打で招いた5回2死二、三塁のピンチでは、岩田の打球をグラブではじき、投手強襲の内野安打で2点目を失ったが「自分のエラー(記録は内野安打)で点を与えてしまった場面とか、四球を与えてそのイニングに点を取られてしまったので、そういう防げるところを次は気をつけていきたい」と前を向いた。

 相手の先発・高梨が6回まで完全投球。援護がない中でも自分を信じて投げ込んだ。阿部監督は「ゲームはしっかりつくった。少し球数は増えてしまったけど、次につなげてほしい」と左腕の背中を押した。修正を重ね、次こそは2勝目をつかみ取る。

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