▽オランダ1部リーグ第30節 ○アヤックス3ー0ヘラクレス●
負傷離脱していたオランダ1部アヤックスの日本代表DF板倉滉(こう、29)が、3―0で勝った敵地のヘラクレス戦に先発し、リーグ戦で1月24日以来、77日ぶりの出場を果たした。北中米W杯開幕(6月11日)までちょうど2か月のタイミングで森保ジャパンのDFリーダーを務める板倉の復帰は朗報だ。
腰のけがに悩まされ、2月以降、欠場が続いていた板倉が元気な姿でピッチに帰ってきた。ヘラクレス戦ではボランチで先発。前半16分には先制点の起点となり、終始落ち着いた動きで3―0の勝利に貢献。「やっと一つステップを踏めた。勝ちで終われて良かった」と充実感をにじませた。
1月24日のフォレンダム戦以来、77日ぶりの出場。先発は同17日ゴーアヘッド戦以来となったが、器用さを生かし、最下位相手に余裕を持ってプレーした。3月末に日本代表がイングランド代表を撃破した親善試合は自宅で観戦し「刺激をもらった」という。
森保ジャパンは3月の2戦で無失点。昨年10月にけがで不参加となって以降、半年以上も代表を離れていた板倉が、本大会まで2か月のタイミングで復帰したことは朗報だ。
現状の代表DFはイングランド戦で先発した伊藤洋輝、谷口彰悟、渡辺剛らが主力。ここに、カタールW杯で3戦に出場し、今回のアジア最終予選で8戦に先発した経験豊富な板倉が割って入れば、8度目のW杯に“史上最強”の守備陣で臨むことができそうだ。W杯の代表入りに向け、板倉は「まずはちゃんとコンディションを戻し、いいパフォーマンスを出し続けることがアピールになる。ここからもっと上げていけたら」と気合を入れた。
また、冨安も右太もも裏を負傷した3月22日フェイエノールト戦以来の復帰を果たした。後半36分に不運な形で一発退場も、ピッチに立てたことが森保ジャパンには何より収穫だ。守備のリーダー格となりうる2人の復帰は、世界一を目指す代表に追い風となる。

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