10日に公開初日を迎えたアニメ映画「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」(蓮井隆弘監督)の週末3日間の興行収入がシリーズ過去最高となる35億円超えと13日、配給の東宝が発表した。実写を含む今年公開された全ての映画で1位の好スタートとなった。

 3作連続で興収100億円を突破している大人気シリーズの第29弾。4作連続の大台突破を射程圏内に捉えた。横浜で開催された「神奈川モーターサイクルフェスティバル」に向かっていた江戸川コナンたちが暴走する黒いバイクを見つけることから物語が始まる。俳優の横浜流星、畑芽育がゲスト出演で声優に初挑戦した。

 神奈川県警交通機動隊の萩原千速(ちはや)が、物語の鍵を握るヒロイン的な存在として劇場版に初登場。颯爽と風を切って登場することから「風の女神様」と称される白バイ小隊長だ。テレビシリーズで声を担当した田中敦子さん(24年死去、享年61)に代わり、沢城みゆきが声優を務めた。

 沢城は11日に行われた舞台あいさつで「コナンファンの方々の前に立つのが初めて。みなさんがコナンのことを好きなんだな、という思いが刺さってくるようで、うれしい気持ちで受け止めています」とあいさつ。重要な役柄を務めることに「キーパーソンですけど、一人でどうにかしなきゃとは思わないようにしました。コナンくんがいてくれて、走り切れた。(警部の)溝端重吾がいたからやりきれた。

(弟の)萩原研二がいなかったら、スタートしていなかった」と周囲に感謝した。

 また、沢城は「千速を演じるために何ができるのか。バイクの免許を取りに行こうと思いました」と告白。まだ取得には至っておらず、運転以前にバイクを倒れた状態から起こすことに苦戦したことを明かし、「まずバイクを起こせるようになりたい」と語った。

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