劇団四季の寺元健一郎と宮田愛が13日、大阪四季劇場でミュージカル「ノートルダムの鐘」大阪公演(7月22日~来年2月7日)に向けた取材会に出席した。

 15世紀末のフランス・パリのノートルダム大聖堂の塔に閉じ込められた、醜い容姿のカジモドを演じる寺元は「生まれながらに体の障害を持っているんですけども、純粋で優しい心を持った青年。

人間についてなかなか感じられないことに気づく瞬間があったり、すごく素敵な体験ができる作品になっているところが見どころかなと思います」とアピールした。

 カジモドをはじめ、様々な人の愛を一身に受けるジプシーの踊り子・エスメラルダを演じる宮田は「自由を愛し、自由を求めるジプシーの女性。偏見を持たずに権力にも屈せずに自分の意思を伝えられる女性ですね」と自身の役柄について説明。本作の見どころについては「人間の内面にすごくフォーカスが当てられた作品なので、欲とか葛藤とか、信仰の中でどう自分が選択していくのか。自分らしさや、自分と他者みたいなものを問いかけるメッセージが多いので、何かしらを受け取ってもらえたり、考えさせられるきっかけになれば」とほほ笑んだ。

 カジモド役は特に体をゆがませて演じるため、寺元は「シンプルに筋力。本当に体力勝負みたいなところはあって、さらに精神も同時に使っていくので、日々そこと向き合い続ける生活がこれから始まるなと思っているところです」と苦笑い。すでに下半身強化のため、筋力トレーニングに励んでいることも明かした。

 同作の大阪公演は初めてとなる。大阪のファンに向けて寺元は「僕自身どんなことが起きるのかすごいワクワクしている状態。自分とは違う他者を受け入れるという平和のメッセージが強い作品なので、今のこういう世界の状態とかを見ていても、意義をすごく感じています」と呼びかける。宮田も「テーマである人間の光と闇っていうところを自分の中でも見つめ直し、役にうつして、この感動をお届けできるように頑張ってまいります」と意欲的だった。

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