日本ハムから金銭トレードで中日に加入した杉浦稔大投手が13日、本拠地・バンテリンドームで入団会見を行い、新天地での再出発を誓った。背番号は「33」に決まった。

 井上監督とともに、スーツ姿で会見場へ。「大きなチャンス。ストレートと奪三振率がアピールポイント。強気に攻めて、ゼロで帰ってくる投球を期待してほしい」と言葉に力を込めた。

 杉浦は、国学院大から2013年にドラフト1位でヤクルトへ入団。17年のシーズン途中に日本ハムへ移籍し、21年には56試合の登板で28セーブを挙げた。今季は1軍登板がなく、2軍では5試合6イニングで無失点の成績を残している。

 チームは12球団最速で10敗に到達するなど、ここまで借金8と苦しい状況が続いている。救援陣の防御率は6・47。アブレウ、橋本が故障離脱。開幕メンバー外だった守護神・松山は、左脇腹の筋損傷から1軍復帰後も万全ではない。

 苦しい台所事情での緊急補強に、井上監督は「経験も踏まえて、ドラゴンズが補充したいポジションとマッチした」と獲得に至った理由を説明。

今後の起用について「1軍で投げられる状態をつくってもらってから」と話し、2軍での登板を経て1軍に呼ぶ方針だ。

 「求められるのは、ブルペンで(の一員として)試合をつなぐ役割。結果で、信用してもらえるようにやっていきたい」。通算221試合に登板している経験豊富な右腕が、最下位に沈む中日の救世主となる。

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