◆プロボクシング ▽東日本新人王ライト級(61・2キロ以下)予選4回戦 〇山口聖矢(判定)荒川大樹●(13日、東京・後楽園ホール)
東日本新人王ライト級予選で、元Jリーガーの山口聖矢(32)=大橋=が、荒川大樹(29)=T&T=を3―0の判定で下した。山口とは幼稚園年少組からの幼なじみでもある世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)、弟のWBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)、父の真吾トレーナー(54)=いずれも大橋=が応援に駆けつけ、リングサイド最前列で声援を送った。
戦績は山口が5勝(2KO)2敗、荒川が3勝1敗1分け。
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初回、左ジャブの相打ちで両者ダブルノックダウン。波乱の立ち上がりとなった。再開後、山口が左アッパーでダウンを追加。2回以降も、リングサイドの井上尚からの「ジャブでいけ」「ジャブからワンツー」のかけ声に合わせるかのように、ジャブを顔面に集めて主導権を握った。最終回は、両者最後の力を振り絞り、壮絶な打撃戦となった。ジャッジの採点は2者が39―37、1者が40―36で、3者とも山口を支持した。
山口は、ダブルノックダウンを「うまく当てられた。動画でしか見たことない場面」と振り返ると、「2回目のダウンの時にもっと詰めたかった。ジャブの差し合いでもっと優位に立たないと新人王は取れない」。試合後には、井上尚からも「打ち終わりが危なっかしい」との指摘を受けたという。「大振りをしちゃっていたんで、力じゃなくコンパクトに打たないと。
東日本新人王予選は、2024年、25年に続き3度目のエントリー。これまで2年連続で、準々決勝で敗退している。「勝ち切れたことで、次につながった。いい反省点も見つかった。来年は(規定により)出られないので、最後にかける思いは強い」と全日本新人王獲得を見据えた。
「腫れがひいたら練習を再開して、尚弥の試合もあるのでサポートしたい」。今後は、5月2日に東京ドームで前WBC&IBF世界バンタム級王者・中谷潤人(28)=M・T=との防衛戦を控える井上尚のサポートに回る。
山口は1993年9月2日、神奈川・座間市生まれ。山梨学院高、関東学院大に進み、北信越リーグのサウルコス福井を経て、J3のSC相模原でDFとしてプレーした。18年シーズンでJ3のSC相模原を退団。井上にすすめられ、22年にボクシングに転向し、23年8月にプロデビューした。



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