「第35回日本映画プロフェッショナル大賞」(略称・日プロ大賞)の授賞式が20日、東京・テアトル新宿で行われ、「平場の月」(土井裕泰監督)の井川遥が主演女優賞を受賞した。

 白の和装で可憐(かれん)に登場した井川は「(作中の)セリフの中で、『夢みたいなことだよ』って言うんですけど、まさに今日の私にとって夢のような時間です。

役者を始めて四半世紀になるんですけど、まさかここまで続けられることができると想像しませんでした」としみじみ語った。

 撮影期間を振り返り「毎日監督の演出のもと、短い時間の中で自分に落とし込み、試練のような感覚ではあったけど、公開を迎えた時に『一度立ち止まって、人生を考えるきっかけになった』という声をたくさんいただきました。これからの人生が映画の中で肉付きとなって花咲いていくように精進したい」と意気込んだ。

 同映画大賞は1992年に設立。ブロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家など計32人の選考委員の投票と、実行委員会の独自の判断で決定している。

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