7月25日、中京競馬場がある愛知県豊明市は39度まで上がる予報となっている。この日の中京競馬場では、暑熱対策を講じての開催が行われている。

 昨年から変わった点は、ファンエリアの休憩所(涼のオアシステント)を2基から3基に増設した。また、昨年に実施していた「ミストで涼ませ隊」は、スタッフの安全管理の面から人力を用いない「クールミストゲート」に変更した。

 競走馬への対策は、競走馬診療所前の「歩くシャワー」における、日よけシートの範囲を拡大した。装鞍所では、より低温の水を出せる馬体冷却シャワーを2台から4台に増設した。また、水冷のための専用馬房を2馬房、配置した。サンシェードの範囲も拡大され、装鞍所では7か所の日陰を確保した。

 パドックでは、トルネード式ミストファンを4基から8基に増設。昨年に未設置だったファンエリア側に4基増えた。

 様々な対策を取って開催されている中京競馬。パドックでの周回時間もさらに短くなり、1周するとすぐにジョッキーが騎乗する流れになっている。パドックで馬を見たいファンには厳しいが、馬ファーストの観点からすると、パドックではこれ以上の対策は難しいことも事実。来年のこの時期は12R制から、7Rにすることも検討されているが、競馬関係者とファン、そして馬たちが、暑熱対策開催を無事に乗り切れることを願うのみだ。

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