大相撲 ▽名古屋場所13日目(24日、IGアリーナ)

 関脇・安青錦(安治川)が再び単独トップに立った。立ち合いで大関・霧島(音羽山)に左差しを許し、胸を合わされかけて後退。

それでも追い込まれた土俵際で「体が勝手に動いてくれた」と、逆転の肩透かしを決めた。綱取りの大関を破って、優勝争いの先頭を走るが「特に。残り2日間ケガがないように、盛り上げていけたら」と冷静だった。

 11日目には10勝目を挙げ、特例で来場所の大関復帰を決めていた。しかし、左足のケガを抱えながらの土俵で、12日目に2敗目を喫した。気持ちが落ちてしまいそうな状況も「そこまで気にしすぎないようにしていた。しっかり頑張っていくことが大事なので」と気持ちを切り替えた。

 幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)は「安青錦は精神的に強くて波に乗ってきたところがある。内に燃える闘争心は抜群」と高評価。残り2日へ向けては「目の前の相手に集中してやっていく」と、3度目の賜杯へ静かに闘志を燃やした。

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