俳優の坂口健太郎が27日、都内で主演映画「私はあなたを知らない、」(中野量太監督、8月28日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

 中野監督の10年ぶりのオリジナル長編作品。

愛する人をあやめてしまう孤独な青年・夕平役を演じた坂口は「とっても丁寧に一瞬一瞬を切り取った作品です」とコメントした。

 坂口は「台本を最初に読ませていただいて、面白かったと言っていいか分からないけど、愛情とある意味の生々しさというか、すごく監督の正直な気持ちみたいなものを一気に全部受け取った気がした」と感銘を受けたそうで、あるシーンについて「ハッピーなシーンではないけど、夕平の気持ちが痛いほど分かる。とっても好きなんです」と初対面のときに伝えたと告白。中野監督は「僕はあのシーンが分かってもらえるかが不安だったので、うれしかった」と絆を明かしていた。

 ストーリーにちなみ自身が発見したことについて尋ねられると「泣くお芝居」と回答。劇中で、ヒロインを演じた早瀬憩(19)と対面するシーンで、先に幼少期の倉田瑛茉(6)と過ごしてから早瀬とのシーンを撮影したと明かし「もう、声を聞いてるだけで泣いちゃうんです。(心を)育む時間をいただけたので、そういうシーンが撮れた」と語っていた。

 また早瀬は「坂口さんと好きな食べ物が同じだったこと」と回答。「答え合わせしたいので、『せーの』で言いません?」と促し、2人で「卵」と回答。「私も一番好きな食べ物がゆで卵なんです」と笑みを見せていた。

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