新潮社出版部執行役員の中瀬ゆかりさんが30日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に曜日コメンテーターとして生出演。大腸がんのため7月23日に死去した国民的作家・東野圭吾さん(享年68)を悼んだ。

 この日の「日刊BINKANランキング」のコーナーで東野さん死去を報じた記事が紹介されると「本当にもう出版界の(人の)顔を見る瞬間に『本当に残念』って、みんなの胸に喪失感があって。それは出版界だけじゃなくて、読者の皆さん、それが世界に広がってる」と話し出した中瀬さん。

 「こんなにね。(総発行部数)1億6000万部、すごい数字で。本がそんなに世界で読まれて。人間の本質というか普遍的なものを書かれているし、物語もすごいリーダビリティーも高くて面白いじゃないですか」と東野作品の魅力を語ると「いろんなタイプがあるから。でも、どれか絶対に東野さんだったら安心して人に勧められるっていうか。何か面白い本ない?って言ったら、東野さんのこれだよ!ってみたいなことが他社であっても堂々とお勧めできる、こんな方、そんなにいらっしゃるわけじゃないじゃないですか」と続けた。

 「私も入社してすぐに担当編集者の人から誘ってもらって食事を一緒にして。その時、黒川博行さんと東野さんと私ともう1人でご飯に行って。その時のことが昨日のことのように思い出されて。本当にすごいかっこいい方で、見た目もかっこよくて」と続けると「まだすごく売れる前の段階だったんですけど、話は面白いし、頭もいいし、本当に感じも良くて楽しませてくださって。

その時のことが40年近く経っても,思い出しながら涙しておりました」と、しみじみ話していた。

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